「バスキンロビンス行きますか?」夫からのお誘いです。
どこだ、その場所。
このコロナ禍、飛行機に乗って海外には行けないし、日本国内にそんな場所あったっけ?
考えても考えても分からないので、ちょっとイラっとする私。
「バスキンロビンスってなに!」「日本語で言って!!」
すると「バスキンロビンス知らないですか?」とちょっと小バカにしたような返しをする夫。
「知らんわ!」とキレ気味で返事をすると、妻がイライラしているのを察したのか、何も言わなくなる夫なのでした。
バスキンロビンスの正体とは!?
それでも妻の機嫌の良い時を狙って?「バスキンロビンス行きますか?」と聞いてくるもんだから、何度目かの時、優しい口調で「バスキンロビンスってなに?日本語で言うと何?」と質問返しをしてみました。
すると「バスキンロビンスはバスキンロビンスだよ!」と。
ちっ、せっかく優しくなってやったのに・・・と思いつつも、埒が明かないので自分で調べてみることにしました。
とりあえずGoogleで「バスキンロビンス」と打ってみれば何か情報が出てくるかもしれないと思い、さっそく検索。
おぉぉぉぉぉぉ!検索一発目でヒット!
なんと!なんと!皆さんご存知のサーティーワンアイスクリームのことでした!
完全なるスコトーマ。
ちゃんとロゴにも「BaskinRobbins」と描かれているのに、サーティーワン(31)しか頭に無く、全く見えていませんでした。
どうやら外国では、サーティーワンよりも「BaskinRobbins」という呼び方の方がメジャーなようです。
へー!っと思いつつ、ここは日本なんだから「サーティーワン」と呼んで欲しい、そうでないと私以外の日本人には伝わりにくいよ・・・と思うのでありました。
聞き分けの良いはずの夫がちょっと駄々こねた
4個入りのお持ち帰りのパックにすることに決めた私たち。
アイスを選びレジで待っていると、店員さんが詰めているアイスを見て「小さくないですか?」と私に聞いてくる夫。
「スモールで良い?って聞いたよね?」と私。
「違うことかと思った!今から変えれませんか?」と夫。(違う事ってなに?と思ったけど、そこはスルーした。絶対に私の話を理解していないのに返事した!)
店員さんを見てみると、もう箱詰め終了間際。
「もう無理だよ」と言うと、「頼めませんか?」としつこい夫。
夫、いつもは結構聞き分け良いんです。「あぁ、しょうがないね」ってすぐ言うんです。
でも今回は違いました。
どうしてももっと大きなアイスを食べたい!いっぱいアイスを食べたい!という気持ちが強くて、何とか変更できないか私に交渉しろと!
そうこうしているうちに「お待たせしましたー!」と店員さんがアイスを持ってきてくれ、強制終了いたしました。
いつもはこういうことで駄々こねたり拗ねたりしないから、何だかかわいそうになってきたので「今度わたしが大きいアイス買ってきてあげるよ!」と言ったら、とっても嬉しそうでした。
ほんとこういうところかわいいな。
今度サプライズプレゼントしてあげよう!
ドライアイスを手に入れたら絶対やること
小さい頃、ドライアイスが手に入るとやりませんでしたか?
水の中にドライアイスを入れてモクモクを楽しむ遊び。
私なんかは昭和の時代に生まれたもんだから、こういう中でアイドルが踊ってる姿をよくテレビで観ていたもんです。
夫はと言うと、驚いたことにこれを見たのが初だと!
初だからこそ、これが一体何者なのか本当に分かっていなくて「飲んでもいいですか?」って!!!!!
「飲み物じゃないよ」と説明すると「触ってもいいですか?」って。
もうね、ぜーーーーんぶダメで笑えちゃう。
仕舞いには「これ、みんな絶対もらえるんですか?」って。
どうやら次行ったときも欲しいようです。分かるよ、その気持ち!
私が子供の頃に抱いたあのワクワク感を、今、夫は感じてるんだなと思うと何だか幸せな気分になりました。
ドライアイスのモクモクはいくつになってもワクワクできるね!
まとめ
子供の頃のサーティーワンアイスクリームは特別中の特別で、選ぶ時ワクワク、食べる時ワクワクの幸せの象徴でした。
大人になった今でも、ハーゲンダッツやサーティーワンアイスクリームはちょっと高価でなかなか手が出ません。
だからこそ、食べる時の特別感がたまりません!
こういうのを気軽に買えちゃうくらいお金持ちになりたーい!なんて思いつつも、サーティーワンアイスクリームを買う時は特別な時、そして食べるときはいつも以上に味わって食べる、そんな時間が幸せなので、庶民生活もいいものなのかもしれません。