国際結婚

40代。書類が通らない。面接が怖い。そんな私にも内定が出た話

こんばんは!とぅるく@Turksan02です。

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タイトルから察してくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ最近、私の気分が沈みがちだった理由。

それは「就職活動」にありました。

これまでなかなか良いご報告ができず、ぼやくことしかできませんでしたが……

ようやく、無事に内定をいただくことができました!

それにしても、今回の活動は本当に「厳しかった」の一言に尽きます。

これから始まる仕事で、きっとまた壁にぶつかることもあると思います。

そんなときに自分を支えられるように、そして、今まさに同じような状況で悩んでいる誰かの気持ちが、少しでも軽くなるように—今回の就職活動を振り返りながら、この気持ちをこのブログに綴っていこうと思います。

就職活動に至った経緯

現在、私は派遣社員として働いています。

現職の派遣先には2022年6月から勤務しており、派遣法に定められた「同一の派遣先企業で3年を超えて働くことができない」というルールにより、2025年6月に契約満了となります。

そもそも派遣という働き方を選んだのは、夫との結婚を機に引っ越しをすることになり、それに伴って正社員として働いていた会社を退職したのがきっかけでした。

もともと仕事に熱中しやすい性格の私にとって、派遣という働き方は「ほどよい距離感」で仕事に向き合えるスタイルでした。

最初はその気軽さや柔軟さが心地よくもありましたが、時間が経つにつれて、どこか物足りなさも感じるようになっていきました。

これまでに派遣先を2社経験しましたが、3年満了を迎え、また次の派遣先へ……。そしてまた3年働いて、また別の職場へ……。

そんな未来を想像したとき、私の中にふと違和感が生まれました。

働き方には人それぞれ合う形があり、どれが正解というものはないと思います。

ですが私自身は、「1つの場所で腰を据え、何かを極めたい」という思いが、日を追うごとに強くなっていったのです。

そして、その気持ちに対して派遣の「3年ルール」は、どうしても大きな壁となって立ちはだかっていました。

このような背景から、私は新たな道を求めて就職活動を始めることを決意しました。

就職活動の始まりと戸惑い

就職活動を始めたのは、2025年4月のことでした。

過去にも何度か転職を経験していたので、そのときの記憶を頼りに、さまざまな転職サイトに登録しました。

利用したのは、リクナビNEXT、doda、マイナビ、エン転職、リクルートエージェントなど。

希望条件を入力し、履歴書や職務経歴書をあらかじめ登録しておけば、気になる企業にワンクリックで応募ができるというのは、とても便利な仕組みだと感じました。

最初のうちは「とりあえず数を打ってみよう」と思い、ひたすら応募ボタンをポチポチ。

ところが、翌日や数日後に届くのは「残念ながら今回はご縁がございませんでした」といったお断りメールばかり。

何度かそれを繰り返すうちに、私は気付き始めました――「あれ?30代半ばまでの転職活動とは、様子が違う……?」

とにかく書類選考が通らない!

最初は冷静に条件を見ながら応募していたのですが、次第に焦りが募り、「とにかくどこでもいいから」と条件もよく確認せずにポチポチ応募するように。

しかし、それでも通らない。

まるで無限ループのように、不採用の通知が積み重なっていきました。

次第に、「私の何がいけないのだろう」「もう誰にも必要とされていないのではないか」と、自分の存在を否定されたような気持ちになり、心が沈んでいくのを感じました。

少しずつ見えてきた光

事態が少しずつ好転し始めたのは、ゴールデンウィークが明けた頃でした。

それまで書類選考すら通らなかったのに、立て続けに数社から一次面接のお知らせをいただくようになったのです。

「おっ?ようやく流れが変わってきたかも?」

そんな期待がふくらみ、胸が少し高鳴ったのを覚えています。

けれど同時に、私にはどうしても「面接=“難関”」という意識がありました。

人と話すことに対して少し苦手意識がある私にとって、面接はとても高いハードル。

どんな質問が飛んでくるだろう、うまく答えられるだろうか。

期待と同じくらい、不安や緊張も押し寄せてきました。

それでも、ようやくつかんだ小さなチャンスを逃したくない。

そんな思いで、私は少しずつ気持ちを整えながら、面接という新たなステージに向かうことにしました。

忘れられない、最初の面接

これはきっと、一生忘れない出来事になると思います。

今回の就職活動で、最初にいただいた面接の機会は、不動産を取り扱う企業でした。

事前に聞かれそうな質問を想定して、丁寧に答えを用意していたのですが……

いざ準備を整えるほどに、「この通りに話さなきゃ」という気持ちが強くなりすぎて、自分の言葉なのに、自分の言葉ではないような感覚に陥ってしまったんです。

そして、面接直前。

その違和感に耐えきれず、心の中で何かがプツンと切れた私は、「もうどうにでもなれー!」という気持ちで、用意していたメモを勢いよく捨てました(笑)。

とはいえ、面接当日はやはり緊張の嵐。

心臓はバクバク、手も足も声も震えて、「もう逃げ出したい!」と何度も思いました。

それでも、なんとか最後まで話しきり、無事に面接を終えることができました。

企業側からは「2名採用予定で、もう少し応募者を見てから結果をお伝えしたい」とのお話をいただきましたが、タイミングが合わず、最終的には私から辞退させていただくことにしました。

たとえご縁にはつながらなかったとしても、あの面接は間違いなく、私にとって大きな一歩。

自分の殻を少し破れたような気がした、そんな出来事でした。

温かく見守ってくださった採用担当者様には本当に感謝しています。

やけ気味な応募と、思いがけない出会い

その後も、Web面接1社、直接面接1社と順調に面接を終えましたが、どちらの企業様も「2名採用予定、もう少し応募者を見てから判断したい」とのことで、すぐには結果が出ませんでした。

契約終了が決まっている派遣社員にとっては、時間との勝負。

「このまま何も決まらなかったらどうしよう」と、焦りと不安がピークに達していた頃でした。

次第に求人内容すら細かく見る余裕を失い、「とにかく応募!」という状態に。

そんな中、ふと届いた1通のメール。

それが、今回ご縁をいただくことになる企業からの連絡でした。

この出会いが、私の気持ちを少しずつ変えていくことになります。

そのお話は、また次回のブログで綴りたいと思います。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

同じように悩んでいる方の気持ちが、少しでも軽くなりますように。

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Turksan
第2の人生を共に歩むパートナーはトルコ人!まさか自分が国際結婚するなんて!言葉の壁や文化の違いを楽しみつつ、日々の暮らしを大切にするブログ。五平餅大好き夫婦!
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POSTED COMMENT

  1. キキ より:

    とぅるくさん、こんにちは♪

    頂いたコメントにURLを貼ってくださっていたのでさっそく遊びにこさせてもらったのですが、とぅるくさんも、まさに!まさに!の状態だったんですね!
    もう、転職までに至るその気持ちが私もまさに同じで、海外と行き来しやすいしパートを選んでいたけれど、正職員に囲まれて働いていると、「あら、なんだか正職員っていいかも」と思い出しました。
    年齢もあるだろうし、きっとそういう風向きになったんだろうな~と思ったものの、あとは、ほんと、心の痛みと向き合う日々です。とぅるくさんの軌跡を読んでいて、私も手に取る様に気持ちが理解できて、うるるとしてしまいました(笑)

    でも、ほんと、内定おめでとうございます!!
    周りは就活なんてしていないし(笑)、こうして応援しあえる方がいてほんと元気が出ました。ブログのいいところですね。

    そして、トルコ!
    私、トルコとギリシャだけが次に旅したい国なんです♡
    トルコの記事も、国内旅行の記事も面白くてついつい読み漁ってしまいました♪

    これからもまた遊びにこさせてください(*^^*)

    • Turksan より:

      キキさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      そうなんですよ。まさに!まさに!の状況でした。
      働き方って向き不向きがあって、派遣やパートでずっと続けられるタイプの方も居れば、私みたいにガツガツ仕事をしたいタイプだと派遣やパートでは物足りず。
      もう少し早い段階で気付けたら良かったのですが、生き方不器用なもので、痛い目こかなきゃ自分の本当の気持ちに気付けなかったんですよね。

      えええええー!
      キキさんの次に旅したい国がトルコとギリシャですって!
      またまたちょっとした共通点があって嬉しいです♡

      私の口からはトルコの良い話はあまり出てこないでしょうが(笑)ぜひまた遊びにいらしてくれると嬉しいです!

  2. ハピハピハート より:

    結婚しても働くってすごいな~と思います。
    わたしは12年OLをして、夫と社内結婚をして、寿退社をしました。
    12年務めて、次第に責任ある仕事をするようになり、もうこれ以上はきついな~と思っていたので、寿退社という形で区切りをつけました。
    それからは、Mバーガーでアルバイトをしたり…
    子供を授かってしばらくは、双子育児だったこともあり育児に専念しました。
    そして子供が小学生に上がってから、集金業務や清掃業をはじめ…
    集金業務はコロナでなくなってしまい、今は清掃業だけになっております。
    子供が自立したら、時間を持て余すかな~と考えましたが…
    自分の性格上、みっちり働くと夫にもっときつく当たりそうだし(笑)(笑)
    家事と節約をこれからも頑張るヽ(^。^)ノ
    たぶん老後も大丈夫であろう…と一応計画は立てているので。

    応援★

    • Turksan より:

      ハピハピハートさん、こんにちは!
      働くのって向き不向きがある気がしますし、仕事に対する考え方が違うと思っています。
      私にとって仕事はなくてはならないものの一つで、もちろん生活のためにも必要なのですが自己成長にも必要不可欠な存在となっています。
      普通に生活をしていると嫌なことから全力で逃げますが、仕事となるとそうはいかず。
      嫌だなー、やりたくないなーと思うような案件や、難題にぶち当たってモウムリ・・・となっても、最終、ちゃっかりその山を乗り越えていて、乗り越えた先にはちょっぴり成長した自分がいる、
      なんて経験ができるのが私にとっては仕事なんですよね!
      家事や節約も大変な仕事ですよ!やってもやってもキリがない!!!!!しかも家族がいると休みがない!
      一番重労働だと私は思っています!(^^)!

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