朝晩冷え込むようになり、木々も少しずつ緑から黄に変わり始め、すっかり秋めいてきましたね。
秋と言えば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」と、いろいろな秋があります。
その中から今回は「食欲の秋」を取り上げ、秋の味覚、梨と柿をご紹介します。
幼き日の思い出は食べ物とともに
うん十年前とは家の周りの様子や実家の庭や畑の様子も随分変わっていますが、実家の雰囲気や香りがそうさせるのでしょうか。
実家に帰ると幼き日の思い出がフラッシュバックします。
「この場所でかき氷を作って食べたな」
「みんなで餅つきをしたな」
「バーベキューをしたな」
「おばあちゃんはじゃがいもの煮っころがしばっかり作ったな」
「父親の作る料理はどれも味が濃かったな」
私が思い出す思い出は、いつも食べ物と一緒です。
もちろん食いしん坊だからというのもあるかもしれませんが、「食べること」「食事を用意してもらうこと」から自然と愛を感じていたため、それらの思い出が色濃く残っているのかもしれません。
こちらの写真は実家の畑から見た空の色の移り変わり。
遮るものが何もなくただ空だけを見つめる時間は贅沢すぎる幸せ時間です。
高校生の頃、辛い出来事があった時、この空を見て癒されていたっけな。
そんな思い出も蘇ってきます。
弟夫婦と過ごす至福の時間 たこやきパーティー
私の実家には今、父親と弟夫婦(奥さん、子1人)が住んでいます。
一応、私も気を遣い、弟の奥さんが気疲れしないよう実家に行くのは控えめにしています。
しかしながら私は弟の奥さんが好きなんです!姪にも会いたいのです!
ということで先日、たこやきパーティーをしよう!というきっかけを作り、実家にお邪魔してきました。
途中で父親も参加し、久しぶりの家族団らんの時間。
夫はみんなの会話のスピードが速くて内容を理解できず、ちょっと居心地悪そうにしていましたが、とりあえず家族全員集まった事が私は嬉しかったです。
たこやきを作りながらみんなでわいわいする時間。
これをあと何度できるだろうか。
考えれば考えるほど、この日みんなで集まれたことを有難く思うのです。
元気なうちに何度でも会おう!こういう機会を何度でも作ろう!
そして次こそは写真におさめよう!
実家で採れた柿、地元で採れた梨
実家の畑には柿の木があります。
以前はきちんと剪定されていた柿の木ですが、数年前、父親が脚を怪我してからは放置気味。
それでもこうやって立派な実をつけてくれます。
幼い時はこの時期になると毎日柿が食卓にあがり、冬になれば干し柿が登場し、もう柿なんていらないよ!という生活を送っていたけれど、地元を離れ、柿を食べる機会が減ると、今度は途端に恋しくなるもんなんですね。
今回、ちゃっかり実家の柿をいただいてきちゃいました。
硬めであまり甘みが強くない柿が好みなので、手入れされていない柿の木から取れた柿がちょうど良い!
ペロリと1個食べれてしまうおいしさです。
私の地元では梨も採れます。
さすがに自宅に梨の木はありませんが、すぐそばに直売所があるのでそちらでお安く手に入れることができます。
今回は父親が購入したものをお裾分けでいただきました。
こちらの品種は「新高(にいたか)」という品種の梨です。
新高(にいたか)は赤梨系の晩生種で、和なし生産の11%を占める生産量第4位の品種である。500グラム – 1キログラム程度の大型の品種で、果汁が多く、歯ごたえのある食感で、味は酸味が薄く甘い。洋なしほどではないが芳香もある。
引用:Wikipedia
wikipediaの説明通り、酸味が少なく甘いので最高においしいです!
新高梨をまだ食べたことがない方は是非食べてみてください!
まとめ
久しぶりに帰った実家。そして家族団らんの時間。
父親・私・弟と全員シャイなので(笑)仲良し家族!とは言わないものの、表立って表現しないだけで、それぞれ大切に思ってるんだなと感じられる温かい時間でした。
また、地元で採れた柿や梨を味わうことにより、さらに地元愛が増してきました。
ただ地元と言うだけで、詳しく知らない地元のこと。
近くにありすぎて見えないものがたくさんあるような気がします。
今からでも遅くないので、もう少し自分が生まれ育った町に興味を持ち、深く知る事ができたらおもしろいだろうな!
みなさんの地元の魅力は何ですか?