私達がトルコ旅行をしたのは2022年5月4日~5月25日、つまり今のように入国制限緩和される前になりますので、今よりももう一段階厳しい条件での出入国となりました。
現在、入国制限や緩和を巡る状況は日々変わり、私の情報がお役に立てることは少ないかと思いますが、いつか「こんな時代もあったんだな」と振り返りたくなる自分用に残したいと思います。
-旅の始まりはここから- THE ROYAL PARK HOTEL
ターキッシュエアラインズが出ているのは東京。
名古屋から東京まで移動しなければなりません。
選択肢は3つ。
1.車
2.新幹線
3.飛行機
1.の車の場合、旅行中の駐車料金に加え、ガソリン代や高速代と、意外とコストがかかるので却下。
2.の新幹線だと、私たちの移動時間と帰宅ラッシュの時間がかぶるため、大きな荷物を抱えて移動するのがしんどいのでこちらも却下。
と、消去法で3の飛行機で名古屋から東京まで行くことにしました。
しかし1つ問題が。
名古屋から東京までのフライトは朝早い時間しか出ておらず、東京に着くのが朝の9時頃。
東京からトルコ行きのフライトは22時頃。
約12時間、待ち時間が発生するのです。
そこでこの約12時間をどう過ごすか考えた時、しっかりと身体を休めたいという意見が夫婦で一致し、羽田空港第3ターミナルにあるROYAL PARK HOTELの日帰りプランを予約することにしたのです。
そう、ROYAL PARK HOTELのホームページ内トップ画像にもあるように、私たちの旅もここから始まったのです。
室内はこんな感じ。
ここでゆったり過ごし、今から始まる12時間の長いフライトに向けて身体と心を整えました。
実は帰りもこちらのホテルを利用させていただきました。
帰国時間が19時頃と遅いのに加え、空港検疫にどれくらいの時間を要するのか分からなく、その後の予定を立てるのが難しかったため、それなら!ということでホテルに宿泊することにしました。
朝食付プランを選択したので食事の心配をすることがなく、また、11時チェックアウトなので比較的ゆったりとした朝を過ごすことができました。
↓ホテルでの朝食。和食と洋食が選べ、ドリンク1杯無料券も付いていました。
海外旅行から帰ると余計に身に染みて感じる日本のホテルの素晴らしさ。
ぜひまた利用させていただきたいホテルです。
羽田空港第3ターミナル SKY ROUNGEを利用する!
ホテルで十分身体を休めた私達ですが、最後の最後まで身体を休めたい!
そんな私達は、羽田空港第3ターミナルにあるSKY ROUNGEで、搭乗前最後のリラックスタイムを取る事にしました。(猫はいません)
こちらのラウンジは通常有料ですが、持っているクレジットカードの特典で無料で入ることができました。
ラウンジの中はこんな感じ。
ふかふかのソファやコンセント、トイレ、ドリンクバーもあり、しっかりと身体を休めることができる環境でした。
ちなみに私が所有しているクレジットカードはMarriott Bonboyカード。
年会費は高めですが、それ以上のメリットがあると思い、わが家はMarriott Bonboyカード8、楽天カード2くらいの割合で使い分けています。
ターキッシュエアラインズでトルコへ行く!
私達は、往路・復路どちらもターキッシュエアラインズを利用しました。
トランジットを楽しめるドバイ経由や韓国経由も魅力的だったのですが、何せコロナ禍。
随分と国際線飛行機の本数が減っているのと、コロナによる入国ルール変更が突然あった場合に面倒だなと思い、今回は日本から1本で行けるターキッシュエアラインズ一択でした。
それでは機内での様子を写真メインでご紹介します。
↓機内の様子。CAさんの制服、特に帽子が特徴的でかわいいですね!
↓こういうささやかなプレゼント、嬉しい!
↓ロシアとウクライナの件で心配していた飛行ルート。(往路)
↓往路の機内食1。チェックイン遅くなってしまい後ろの席しか取れず・・・その代償が選択できない機内食。日本料理一択。何がかわいそうってトルコ人の夫だよね。
↓往路の機内食2。これは全員同じメニュー。
↓復路の機内食(全員同じメニュー)
↓復路の機内食2(選択メニュー)
↓アメニティセット(往路) トルコっぽい!
↓アメニティセット(復路) 紫×黄色でかわいい!
機内ではマスク必須で、鼻が出ている状態でマスクをしている人がいたら注意を受けていました。
初のターキッシュエアラインズ利用でしたが、特に可もなく不可もなく、安心してフライトを楽しめました。
ただ強いて言うならば、これだけ長い時間のフライトならばビジネスを利用し、安心だけでなく快適まで手に入れたいところです。
出国前72時間以内に実施したCOVID-19陰性証明書
私達はトルコ帰省することをかなり前から決めていたため、政府の方針がどう出るかは分かりませんでしたが、ワクチン3回接種することに決めていました。
ワクチンの効果云々は抜きにし、旅行に関しては予定通りワクチン3回接種を終えていたおかげで比較的スムーズにいきましたが、一番心配だったのは、ワクチン接種済みかどうかに関係なく必要になる、トルコ出国前72時間以内に実施したCOVID-19の陰性証明書。
結果として、現地に住んでいる夫のお姉さん夫婦に協力していただき、何とか入手できましたが、この時にいろいろと問題が発生したのです。
まずはたらい回し。
こっちではない、あっちでもない、といろいろな所をまわらされ、対応の悪さだけでなく、態度の悪さにもイラっとしました。
この病院だけでなく、比較的どのお店の店員さんも態度が悪いなと感じることが多かったので、トルコではこれが普通なんだと思うようにはしていましたが、病院でもこうなるとイライラが募ります。
次に翌日、証明書を取りに行ったときのこと。
1.私の性別を間違えていた
2.私のと夫の検体採取日時が反対になっていた(夫が先、私が後に採取したはずなのに、私の方が早い時間になっている)
3.日本用の書類に記入した日時が実際の日時と異なっていた
4.検査方法が実際と違う(例を見せたらその通りにチェックしてた)
これだけ間違えていると、「陰性」すら怪しくなってきますよね!
というか病院として有るまじき姿ですし、決してこの病院には(私の中では「トルコ」にはというのが本音。)命を預けたくないと本気で思いました。
さすがに1.の性別が違うのは明らかな間違いなので発行し直してもらいに行ったら、これまた態度が悪い!
ここまでくると、イラっとするというより呆れてしまい、2.と3.についてはとりあえずどちらも「出国前72時間以内」というルールには引っかかっていなかったので、4.についてはこれ以上説明しても理解してもらうのにかなりの時間を要するのでスルーすることにしました。
実は、4.については対象外となる検査方法もあるため、少し職員の方と話したのですが「前は大丈夫だった」「前にも日本用に発行したが、これで問題なかった」ということを何度も繰り返すんですよね。
私が確認したかったのは、誰の何時の情報かも分からない前の情報ではなく、私たちの【検査方法は何だったのか】、【その検査方法通りの項目にチェックがついているのか】ということ。
夫もよく「友達はこの方法でやって大丈夫だった」「友達がこうやって言っていた」という発言をするのだけれど、ここでもか!と、この時ばかりはトルコが大嫌いになりました。
といろいろと問題はありましたが、何とか書類を発行してもらい、陰性証明書取得となりました。
検疫の入国前WEB手続ファストトラック(My SOS)
日本では、海外から日本へ入国する方々に対して空港検疫で実施している手続きの一部を、My SOSというアプリを通じて、WEB上で日本入国前に済ませることができます。
入国前に実施が可能な検疫手続は以下の通りです。
1.質問票の記入
2.誓約書の記入
3.ワクチン接種証明書の有効性の確認
4.出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
5.健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン
事前にMy SOSに必要事項記入・書類のアップロードをしておいたおかげと、空港検疫業務に携わっているスタッフの方の迅速な対応により、スムーズに検疫を終えることができました。
海外から日本へ帰国される皆様におかれましては、このアプリを利用することをおすすめします!
旅行帰りの重たい手荷物を自宅まで宅配しよう!
帰国時、羽田空港から名古屋までは新幹線で帰る事にしました。
新幹線で帰るとなると、荷物が多いと移動が大変。
ということで、ラウンジ利用と同様、Marriott Bonboyカードの特典で手荷物1つを自宅まで宅配してもらうことにしました。
利用するのはJALエービーシー。
24時間開いていますし、早ければ翌日に届けることができるので、とても便利です!
まとめ
コロナ禍だけの特別な出入国。
考える事や実際にやらなければいけないことが多くありとても面倒くさかったですが、終えてみれば全て良い経験値になったと思っています。
少し予想外だったのは、異国を楽しむつもりで行った旅行なのに、逆に日本の素晴らしさを再認識する旅になってしまったこと。
自分自身、日本の凝り固まった考えに慣れてしまっているところがあると思うので、次回はもう少しリラックスした気持ちで現地を楽しみたいと思います。
次回は2025年あたりかな?