ブランクはありつつも、パン作りを始めて20年ほど経ったでしょうか。
今までで一番よく作っているパンがプルマンです。
学校で出る四角い食パン(プルマン)が好きではなく、特に耳の部分はいつもおいしくないなと思いながら食べていました。
ところが、パン教室で習ったレシピでプルマンを作って食べてみたところ、今までの食パンの概念が覆されました。
なんと耳までおいしいのです。
それからというもの、作るもの食べるのも一番好きなパンは?と聞かれれば即答でプルマン!と答えるくらい大好きになりました。
プルマンってなに?
プルマンはパンの焼き型の上に蓋をして焼く、角型のパンのことを言います。
プルマンという名前の由来は、アメリカにジョージ・プルマンさんが創業した鉄道車両メーカーがプルマン社があり、そのプルマン社の食堂車で提供されたことからこの名前が付いたと言われています。
プルマンの魅力をご紹介!
プルマンの魅力は、
- シンプルな材料
- シンプルな味
- スマートな見た目
1.シンプルな材料
強力粉・水、塩、砂糖、ドライイースト、油脂、これだけの材料で完成するのがプルマンです。
2.シンプルな味
シンプルな材料から作られるシンプルな味。
シンプルだからこそ、甘いものからしょっぱいもの、辛いもの、何にでも合うのがプルマンです。
3.スマートな見た目
ゴテゴテせず、しゅっとしたフォルム。
シンプルの中のシンプルな形、それなのに存在感のあるプルマン、素敵すぎます。
完全に独断と偏見の私が感じるプルマンの魅力。
シンプルだからこそ各工程の作業次第で完成の味や形が決まるのも面白く、この奥深さがまたプルマンの魅力でもあります。
プルマンのレシピをご紹介!
それでは早速プルマンのレシピをご紹介します。
材料(型1.5斤)
- 強力粉 300g
- 砂糖 15g
- イースト 6g
- 水 165g
- 塩 6g
- 油脂(ショートニングまたはバター) 15g
作り方
- 材料を全て混ぜ合わせ、グルテン膜が出来るまでよく捏ねる。
- 生地をひとまとめにし、30℃くらいの場所で30~40分発酵させる。目安は生地の大きさが倍くらいの大きさになるまで発酵させる。
- 生地を3等分にしてそれぞれ丸め、濡れ布巾などをかけ乾燥しないようにし、そのまま20~25分ほど生地を休ませる。
- 3等分した生地をそれぞれ縦15cm×横20cmの大きさに伸ばし、手前からしっかり巻き込み棒状する。巻き終わりはきちんと閉じる。
- とじ目を真下にしてU字型にする。
- 型にU字の向きが交互になるように入れる。
- 40℃くらいの場所で30分程発酵させる。目安は型の8分目~9分目まで発酵させる。
- 200℃にあたためたオーブンで30~35分ほど焼く。
写真での説明がなくてすみません!
次回はぜひ、工程写真付でご紹介したいと思います。
まとめ
そのまま食べる。バターを塗る。ジャムを塗る。フレンチトーストにする。ピザトーストにする。サンドウィッチにする。
プルマンはいろんな食べ方があるので、楽しみが無限大です!
ぜひ自家製プルマンで素敵な朝をお過ごしください。