2022年5月11日の出来事。
夫の生まれ故郷はトルコのギレスンと言う黒海沿いの町。
イスタンブールからだと、飛行機で約1時間30分程の場所にあります。
トルコに来てまだ一週間しか経ってないの?と思うほどの苦痛の日々。
決してトルコが楽しくないわけでもなく、悪い人ばかりでないのは分かっていて、悪いものを特定するのであれば受け手の私の心の状態。
トルコでの体験そのものは新鮮で素敵なものばかり。
今日は、山の家、魚料理、おいしいアイスクリーム屋さんでの思い出をお話させていただきます!
ギレスンの山の家に行く!
夫の実家では、普段生活しているギレスン市街地にある以外に、第一の山の家、第二の山の家があるようで、この日は家から近い第一の山の家に行って朝ごはんを食べよう!ということになっていました。
正直、わざわざ食材などを持って山の家に行く必要があるのか?と思ったのですが(笑)きっと私たちに見せたかったのでしょう。
基本的にトルコの道路は日本のように整備されておらず、快適なドライブとはなりません。
そんな中、さらに整備されていない本物の山道を進むこと15分程でしょうか。
第一の山の家に到着です。
↓向こう側に見える山が黒海です。
↓動画を視聴していただくと分かるのですが、鳥のさえずりが普通に聴こえるほど自然いっぱいの場所です。
↓お義父さんリラックスしています。
↓料理をするお義母さんを見ている夫。
↓トルコらしく?外で朝食。できれば紫外線は避けたいですが、トルコに居てそんなことは言ってられません。むしろ太陽に当たるとビタミンDが・・・という話を散々聞かされ、室内に行くことを許されない雰囲気が漂います。
↓お皿の向こう側にあるパンはシミットです。よく見るシミットはゴマがまぶしてありますが、ギレスンにはこういったゴマなしのシミットが売られているようです!
↓これが最高においしかった!お義母さんは簡単にできるよ!と言っていましたが、材料が何種類も必要だったり、すりつぶしたりと聞いているだけで「面倒くさっ!」と思ってしまいました。こういうのを面倒だと思わない感覚、素敵ですよね。
ごはんを食べた後は家の周りを観察。
↓丁寧な生活って感じで好き。
そんなこんなしてたら人がちょいちょい人が家の前を通りかかって、そして夫家族と話をし始めました。
「山なのに意外と人が居るのね」、「こんなに顔を合わせるものなのね」と思っていたら、それは私の幸せな勘違いで、私たちが来ることをお義父さんたちがこの辺りに住む親族にお知らせをしていたらしく顔を出しに来ていた・・・というのが答えでした。
無理無理。本当に私、こういうの無理。
ただでさえ疲れているのに、予告もなしに大量の親族が入れ代わり立ち代わりやってくるのは今の私には無理!
という事で、申し訳ないけれど「ちょっとこの辺りを散歩してくるね!」と逃亡。
↓散歩中に見つけた古い家。今は誰も住んでいないそう。
↓昔はこういうので料理していたんだろうな。
↓ここでも見つけたのらネコさん。
↓「TURK」って書いてある!ってちょっと感動して写真撮ったけど、その後、このあたりには親族がたくさん住んでいると聞いて納得。
↓のどかだな。私の大好きな花、あじさい。あじさいの花、見たかったな。
↓そんなこんなしてたら私に近づいてくる女性が。どうやら夫の親族らしい。夫に通訳をしてもらい、二人でこの山を散歩に行くことに。
↓道中、花を摘んでくれてプレゼントしてくれました。
彼女は看護学生で、もうすぐ試験があるとのこと。
早くこの山から出て行きたい。
この山に住む人たちはちょっと変わっている。
トルコの女性は手に職をつけないと生活していけない。
等、とにかくこの場所に居ることが苦痛でたまらないようでした。
全てGoogle翻訳を使ってお話をしたのですが、トルコに来てこんなにも私と話をしてくれようとしてくれる人は居なかったのでとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
その後、家に戻り再び親族団らんの時間の始まり。
↓この野菜を使った料理を食べておいしい!と言ったら、大量に採ってきてくれました。
↓茎の部分を調理します。
↓おばあさんにもらった飴。どこの国でもおばあさんは飴を持ち歩いているのでしょうか。
↓ギレスンはヘーゼルナッツの産地。こんな感じで日常的にヘーゼルナッツが登場します。
殻を割る機械なんてのも夫の親族周りでは一家に一個あってびっくり。
↓右も左もヘーゼルナッツの木。相続にあたり、このヘーゼルナッツの土地で揉めることがこの辺りでは多いとか!?
正直疲れ果てましたが、噂に聞いていた?山の家に行くことができて、自分の中のやりたいことが一つ片付いた感じです。
決してこの山の家には住みたくないこと、将来的にこの家、山をどうするのかと言うこと、意外と他人事ではないことがはっきりとしました。
ギレスンのおいしいアイスクリームやさんに行く!
アイスクリーム好きな私。
でもトルコアイスクリームやさんのあの鬱陶しいパフォーマンスは大嫌い!(笑)
そんな私に夫がお勧めしてくれたのはこのお店。
昔、夫がアルバイトしていたお店らしい。
お店の表情を見ていただければ分かるように、とても感じの良いお店。
好きなもの選んでいいよ!と言われたけど、何味なのかさっぱり分からず。
人気商品を適当に見繕ってもらいました。
濃厚系ばかりだけど、どれもこれもおいしくて、これは絶対また食べたい!と思いました。
今度はカラフル系を狙ってる!
ギレスンの魚料理やさんに行く!
夫のお義母さんはあまり外食が好きでないそう。
でもたまには食事作りを休んでもらいたいし、普段食べることのできない料理を楽しんでもらいたいという事で、魚料理やさんに行ってきました。
Lokantaとは言え、魚料理はちょっと高いらしく普段は来れないそう。
こういう時ばかりは値段を気にせず食事を楽しんでくれたら嬉しいな!
↓トルコのサラダと言ったらこれだよね!
↓メインどころの写真を撮り忘れてこの有様。
この写真の雑さを見て分かるように、みんな夢中で久しぶりの魚料理を味わっていましたよ!
まとめ
これにてトルコでの生活6日目終了。
たべものの写真ばかり載せているけれど、この時点で私の体重は増えるどころは減っていました。
ストレスから思うように食べれないからでしょう。
それでも私なりにトルコでの生活を楽しんでいます。
さて、次回はギレスンの隣町オルドゥへ行ってきます。
お楽しみに!